明日は刈谷市産業振興センターあいおいホールでプロボクシングの試合があります。
前日の今日は計量が行われています。
ボクサーはよく減量に入ると言います。
なぜダイエットに入ると言わないのか!?
それはダイエットと減量は全くの別物だからです!!
悪しき生活習慣を正して、体の機能を高めることによって、
肥満を改善するのがダイエットです。
一方、期間や期日を決めて体重を減らしていくのが減量です。
減量は、体重を減らすことだけを目的にしているので、
過度な食事制限などの方法に偏りがちで、減量には必ずリバウンドが伴います。
減量がよく行われているのは、体重別の競技・種目などのスポーツです。
ボクシングの計量が有名ですよね。
計量とは、試合前に定められた体重の範囲内であるかをチェックするため、
公の場で選手の体重を測ることです。
ボクサーが、厳しいトレーニングを積み重ねながら
食事制限を行って計量をパスさせることは、皆さんもご存じだと思います。
減量が出来なければ試合や競技に出場することが認められないので
選手は必死に減量を行います。
計量を無事終えてしまえば、体重が増加、リバウンドを起こしてしまっても
問題はありません。
言わば、減量とは一時的に体重を落とすことなのです。
減量に比べるとダイエットは、悪しき生活習慣を正して、体の機能を高めて肥満になっている体質を改善させること。
減量とは本質、目的が異なっています。
でも、ダイエットを行う人の頭の中は、ダイエットと減量がゴチャ混ぜになっていて、
ダイエットすると言って体重を管理するスポーツ選手のような減量になってしまう
傾向があります。
体重を減らすことが同じ目的なので、よく間違えるんです。
だから、ダイエットを行ったつもりが減量になってしまって、
一時的に体重を減らすことができても、
結果的にはダイエットは失敗に終わってしまっています。
最近では置き換えダイエットやファスティングダイエットなど
食事制限による減量が流行していますが、これなどは以てのほかで
食事を抜くことにより体重を減少させる一時的な減量以外の何ものでもありません。
体重維持のために自分の好きな食べ物や好きな飲み物も
一生涯口にすることができなくなってしまうのは辛いですよね。
ダイエッターが目指すのは、期日を決めて短期間に体重を落とす減量ではなくて、
食生活から生活習慣を正して、体の機能を高めて体重を減らしていくダイエットです。
ダイエットを行って体重を減らしていくには、
この辺の頭の中の切り替えがとても大事なんです。
次回はダイエットのポイントをお伝えできたらと思います!!