昨日はうつ病を予防する方法を簡単に説明しました。
①睡眠は毎日6時間以上の睡眠をとる。
②食事は1日3食をバランスよく食べる
朝食は健康的な日本食がオススメ。
よく噛んで食べる。
緑茶やコーヒーを1日1〜2杯飲む。
③運動は週に150分以上の中強度の運動がいいということ。
忙しいビジネスパーソンは、なかなか運動をする時間がとれないことでしょう。
厚生労働省の『国民健康・栄養調査』(平成28年)によると、30分以上の運動を週2回以上、1年以上続けている人の割合は、男性で35.1%、女性で27.4%でした。
今はコロナ禍で運動している人はもっと少ないと思います。
実は毎年5万人が、『運動不足』が原因で亡くなっている計算になります。
運動不足のデメリットとは!?
『運動不足は健康に悪い』ということは、なんとなく予想できるでしょう!!
とはいえ、実際にどれくらい悪いのか具体的に言える人はほとんどいません。
運動による健康への効果
全死亡率 30〜50%減
心臓疾患 27〜60%減
全がん 30%減
乳がん 30%減
結腸がん 50%減
糖尿病 58%減
うつ病 12%減
認知症 30〜50%減
つまり、週150分程度の運動だけで、これだけ主要な疾患のリスクを30〜60%も減らせるということです。
死亡率に関しても、ごく軽度の運動をするだけで30%減少します。
また強めの運動を取り入れて週150分の運動をすると、死亡率が50%も下がるという研究もあります。
つまり、運動不足は死ぬほど健康に悪いのです。
運動の効果は『病気の予防』と『ダイエット』だけに限りません。
運動の計りしれない効果がこちら!!
1.ダイエット効果
成長ホルモン分泌と脂肪燃焼。
2.身体疾患の予防効果
心疾患、糖尿病、高血圧、がんなど、主要疾患のほとんどを予防。
3.頭がよくなる
海馬のニューロンが生まれる。脳の老化の予防、認知症の予防。
4.作業記憶の強化
頭の回転が速くなる。仕事の要領が良くなる。
5.仕事量がアップ
集中力、判断力、想像性などほとんどの脳機能アップ。
6.筋肉が増える、骨が強まる
フレイルの予防、骨折の予防。代謝がアップし太りにくくなる。
7.免疫力アップ
がん細胞を殺す力が強くなる。ウイルスに対する免疫力アップ。
8.疲労回復が進む
成長ホルモンにより、疲労回復が進む。
9.睡眠が深くなる
睡眠による健康効果を促進
10.モチベーションがアップする
ドーパミンが分泌される。
11.ストレス発散効果
ストレスホルモンが低下する。
12.感情、気分の安定化
セロトニン活性化(イライラ、怒り、衝動性の改善)
13.メンタル疾患の予防、治療
メンタル疾患の予防効果。うつ病では薬物療法と同程度かそれ以上の治療効果。
このように、運動の効果は体への効果以外にも『頭がよくなる』(仕事のパフォーマンスが上がる』『感情が安定する』などメリットづくしです。
ではどのような運動がいいのか!?
続きは明日のブログで!!
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