諦めなければ夢は叶う

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昨日、後楽園ホールで行われたフェニックスバトル94のメインイベント

日本スーパーウエルター級タイトルマッチ

王者の川崎真琴(38=RK蒲田)対同級6位の出田裕一(38=三迫)

2019年4月以来の対戦(川崎の判定勝ち)。

38歳同士がベルトを懸けて渾身の打撃戦を繰り広げた。

出田は初回から距離を潰してボディにパンチを集めてペースを支配。

川崎の左ボディを浴びたがグイグイと前に出た。

前半終了時の公開採点は、48-47×1、49-46×2で出田がリード。

これに機を良くすると中盤も手数を落とさず攻勢。

挽回したい川崎だが相手の前進を止められず。

9回、出田がパンチをまとめるとレフェリーはついに試合をストップした。

 
 
第41代日本チャンピオンに輝いた出田
 
「初回からペースを取りにいく作戦で、練習してきたことが通用しているのを感じた。
 
 
素直にうれしいし、応援してくれている人たちの思いに応えることができてホッとしている」と喜びに浸った。
 
 
キャリア18年目の苦労人が執念でベルトをもぎ取った。

ヨネクラジム閉鎖に伴い、三迫ジムに移籍したが勝ち星に恵まれなかった。

11連敗という長いトンネルを脱出したのが2020年12月のこと。

そこから連勝したが今年5月には初回KO負けを喫した。

 連敗中、気持ちが切れることはなかったが、後押ししてくれたのは妻・彩子さんの「まだ成長している」の言葉だった。

2014年2月の試合で一度ボクシングから離れたが「まだやり切っていない。

復帰するからにはボクシングをしてきた証が欲しい」と4年後にカンバックした。

 出田は「ベルトを獲ることができたのはジムと妻のおかげ」と感謝の気持ちを言葉にした。

ヨネクラ最後の戦士が、大橋会長のフェニックスバトルでチャンスをいただき縁を感じた。

三迫貴志会長が『諦めなければ夢が叶うことを証明してくれた』と38歳の新王者を褒め称えた。

【写真、文章はボクシングモバイルより】

素直にすごいと思いました。

何がすごいって、11連敗したら普通辞めていると思います。

自分もデビューから6戦して勝ったのは1回だけ(1勝2敗3分)

ですが11連敗したら辞めていたと思います。

最近の若者は1、2回負けたということで辞めてしまう選手が多いです。

諦めなければ必ず夢は叶うとは言えないですが、簡単に辞めてしまっては絶対に夢は叶わないと思います。

自分が初の東洋太平洋タイトルマッチを行った時はすでに9敗していました。

当時、9敗している東洋チャンピオンや日本チャンピオンはいなかったと思います。

9敗して辞めていたら、東洋チャンピオンになれていなかったですからね。

夢や目標を簡単に諦めてほしくないと思います。

負けて得るものもたくさんあると思います。

川崎新田ジムの新田会長が言っている『負けに負けない』選手を育成したいと思います。

もちろん、常勝の選手を作りたい!!

これからも名古屋大橋ジムはチーム一丸となって1つ1つの試合を勝っていきます。

次戦は11月19日!

大阪で勝ってきます!

チケットは名古屋大橋ボクシングジムまでお電話ください。

052-532-0084

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