昨日はどうやったらプロボクサーになれるかをアップしました。
ではプロテストを受けた人の合格率は・・・
どれくらいの人が合格するのかというと、2023年上半期(1~6月)の男子C級受験者は265人、合格者は207人で合格率は78.1%。
2022年の男子C級は受験者590人、合格者448人で合格率76%。
この合格率を高いと見るか、低いと見るかは考え方によって変わってくるだろう。
ちなみにB級受験者は22年で29人。
合格率は100%だ。
では、プロテストとはいったいどれくらい難しいものなのか。
『どれくらい練習したらプロにになれますか?』
とよく聞かれる。
「1年〜2年くらいは必要」と答えている。
「まったく経験がなければ1年半〜2年くらいは継続して練習しないとダメ。
もちろんキックボクシングとか空手の経験がある人はもっと早いし、野球でもサッカーでも、スポーツ経験があるか、下地があるかないかで変わってきます」
福地レフェリーは以前、実技試験であまりにひどい選手がいたので、スパーリングを途中で止めたことがある。
「キミ、どれくらい練習したの?」と聞いたら「3カ月です」と答えが返ってきて、あとでその選手が所属するジムの会長に「もう少し練習させてください」と注意したとか。
合格させて、試合をさせて、事故が起きてしまってからでは遅い。
「うちの場合、落ちることはまずないです。
それは受かる選手しか受けさせないから。
でも大事なのはテストじゃなくて、プロの試合で勝っていくこと。
テストで終わりじゃないですから」とあくまでデビューしてからの試合を見据えて指導している。
アマチュアやキックボクシングや空手などの経験がない者にはスパーリング大会2勝というハードルも設けている。
自分は20歳でボクシングを始めた。
2つの拳のみを使って戦うボクシングに魅了されて、チャンピオンになるために毎日必死に練習した。
半年でプロテストに合格した。
しかし、デビュー戦は2ラウンドTKO負け
2年で6試合戦って勝ったのは1回だけ(1勝2敗3分)
同じ思いはさせたくないという思いから、しっかり下地を作ってからプロテストを受けさせている。
その甲斐あって
プロテスト合格率100%
中日本エリア(東海3県、静岡、滋賀、北陸)でプロボクサー数No.1
名古屋大橋ジムでボクシングをやってよかったと思えるように尽力していきたいと思います!!